バストのサイズと遺伝の関係
バストのサイズで気になるのは遺伝の影響ですよね。母も祖母も小さいから私も…と思ってる人も多いのではないでしょうか。
「子どもの頃に胸の大きな子の家に遊びに行ったら、お母さんも大きかった」というのもよくある話。
ただ、必ずしもそうでもなかったりするのが悩ましいところ。
そこで、気になる胸の大きさと遺伝の関係について調べてみました。
ブラジャーのサイズの割合の変化をチェックすると…
胸の大きさが遺伝により決まっているとすれば、日本人の胸の大きさの割合もほぼ同じ。
Aカップの母親からはAカップの娘が生まれ、Dカップの母親からはDカップの娘が。
そこで、日本人の胸のサイズの割合を昔と今で比べてみました。
使用したデータは下着メーカーのトリンプが行った調査です。
これによると、2011年の調査でAカップの人の割合は8.0%に対し、1980年ではAカップの割合が58.6%。1980年から2011年までは31年間です。
31年間ってことは、ちょうど親から子へ世代が入れ替わったぐらいですね。それだけの期間で、58.6%(2人に1人以上)だったAカップの割合が8.0%(12人に1人)に!
遺伝だとすると考えられないですね。
遺伝なら1世代入れ替わったぐらいでは、その割合はほとんど変わらないハズ。
ということは、少なくともバストのサイズと遺伝には関係がないようです。